祝姫-祀-はグロ多め?評価や一部ネタバレ含む感想レビュー

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真夏の怖い話シリーズかと思いきや急遽発売延期をされ、2017年9月7日に日本一ソフトウェアから正式に発売されたPS4版の『祝姫-祀-』についての評価や感想をまとめています。

※一部ネタバレ要素がありますのでご注意下さい※

さて、祝姫と言えば、『ひぐらしのなく頃に』で一気に有名になった同人出身のシナリオライターである竜騎士07原作のホラー作品です。

既にPC版は2016年に発売されており、いわゆる移植版という扱いになりますが、CERO審査は【Z】に分類されました。

この影響からか、あまりにもおぞましいグロ要素やホラー内容を予見している人も多いと思いますが、結論から言うとそこまで怖いお話ではありません。

目次

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祝姫-祀-の感想まとめ

ストーリー概要(あらすじ導入部分のみ)

物語の主人公は伝統のある煤払家の息子『煤払 涼』、彼は家のしきたりに従って1人での生活を始めます。

そんな中主人公が出会うのがメインヒロイン枠にあたる『黒神 十重(くろかみ とえ)』という女の子です。

また周囲にはサブヒロインとして複数の登場人物が登場しますが、彼女達は皆が恐ろしい白昼夢を見てしまうという謎の症状に襲われています。

ここで関連してくるのがメインヒロインの『黒神 十重(くろかみ とえ)』と主人公が生活を始めた須々田という町の古い伝承であったり、過去に起きた事件との関わりなどが徐々に明かされていくといった内容です。

煤払(ススハラ)家の男子は代々、一定の歳を迎えると親元を離れて独り立ちする。
そして誰にも頼らずに心身を鍛え、それを以て一人前と認められたそうだ。
だからこの日に備え、一人で生活する為に様々なことを身に付けてきた。

県立須々田高校。そこが僕の新しい学校だ。
高校での毎日は、気楽なだけでなく、とても快適。
誰もが楽しげに過ごす2年A組。

しかし、彼女。黒神十重(クロカミトエ)。
彼女は、不思議、……という言葉だ
けでは説明のつかない少女だった。
胸には片時も離すことなく、日本人
形のようなものを抱えている。

知らぬ間に髪の毛が伸びている呪い
の人形に違いない、などと囁く者もいる。
そう言われても不思議のない、薄気味悪い人形だった。

でも、そんな彼女との出会いは運命だったのかもしれない……。

いや、これは運命だったのだ。

引用元:http://nippon1.jp/consumer/iwaihime/

物語の導入部分だけではハッキリ言ってなんの事か分からない事がかなり多いです。

しかし、ゲームを読み進めていくと

これらの謎、伏線などがドンドンと回収されていきます。

ゲームシステムについて

祝姫のゲームシステムはヒロイン数は数名いるものの

アドベンチャーの定番要素である

  • 選択肢による分岐
  • ヒロインルート

こういった複雑なシステムが存在せず、基本的には物語を読み進めるだけで進行していきます。

よってプラチナトロフィー獲得条件は全ゲーム中最低の難易度だと言っても過言ではありません。

ようは原作の祝姫をところどころにグラフィック映像化されたシーンを挟みながら読み進めるだけというゲームらしきゲーム性はほとんどない作品となっています。

アドベンチャーと言えば『選択肢』だったり『ヒロイン選択』だったりというのが

良くある攻略要素ではありますが、

そういったものが一切ないので、色々なルートを見たい(ひぐらしのなく頃にやシュタゲのような)人にはあまり向かないゲームかもしれません。

しかし、物語自体は非常に練られているので、序盤の伏線から終盤の怒涛の回収といった流れはアドベンチャーゲームとしてしっかりと成立しています。

怖いシーンやグロ表現は?

少しネタバレを含みますが、本作は和製ホラーゲームですので

当然ながら怖いシーン0のゲームではありません。

恐怖感を煽る感覚よりも、”想像したら痛い”シーンや”虫ちょっと無理ッス”となるシーンなどは存在します。

ですが、虫関連に関しては竜騎士07氏作品においては過去にもひぐらしのなく頃にでは病気の1つとして描かれていたりしますので、それに耐えられるくらいであればササッと読めば良いと思いますねw

虫が絶対無理という人はちょっと控えた方が良いかもしれませんが、あくまでもゲームでありシーン的な挿入なので普通の18歳以上のゲーマーであれば大丈夫な方だと思います。

むしろバイオハザード7などの方が個人的には気持ち悪いと思ったシーンというか表現も多かったので結論に戻るとホラーとは言いながらもそこまでホラー色が強い物語ではありません。

ただ、ストーリーの内容自体は最初は奇々怪々としており最後までプレイしないと意味がイマイチ分からない部分なども存在します。

シナリオの核心になるので詳細は割愛しますが、

もしプレイするのであれば全部の章を読んだ方が幸せになれます。

むしろ、全部読むのを前提に作られているような作品ですので小説を読む感覚で進めるのがオススメですかね。

まとめ

結論をまとめていきますが、

  1. ホラーゲームなので怖いシーンも多少はある
  2. ゲームシステムは基本的に読むだけ
  3. グロシーンについてはそこまで多い訳ではないが一定のシーンはある
  4. ゲーム自体が全て読まれることが前提で作られている(これは管理人の感想)

こんなところでしょうか?

シナリオ評価に関しては個人的に『うみねこ』よりは好きな作品です。

©DMM.comラボ ©2017 Nippon Ichi Software, Inc.

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