ホライゾンゼロ・ドーンの全クリ後の個人的な感想と評価をまとめてます。
正直、ティザー公開の段階で既に気になっていたゲームだったんですけど、諸事情で発売直後にはプレイ出来ませんでしたが、それでも非常に面白いゲームでした。
最初の段階ではアクションゲー、いわゆるモンハンを想像してましたけど、元モンハン廃人から言わせると全然違ったと思います(´・ω・`) 操作の感覚やプレイ感を挙げるならば、
【ウィッチャー3】と【アサシンクリード・シンジケート】を足して割ったような感じですね。
というか、ウィッチャーの影響を非常に強く感じました。
ウィッチャー3も名作でしたけど、結果から言えばホライゾンゼロ・ドーンもかなり満足してます。
目次
ホライゾンゼロ・ドーンの評価
まず、個人的な評価点を考えてみようと思います。
僕自身はゲーム自体に背景がしっかりあるのかどうか?や、プレイしていて苦痛に感じる部分(操作性やゲームシステム)の有無、そしてストーリー性に重きをおく癖があります。
今回ホライゾンゼロ・ドーンをプレイした評価としては
トータルで100点中85点くらいかな?
僕の中ではウィッチャー3よりは下、ダークソウル3よりも下(というか、この2つは神ゲー過ぎるのですが)ですが、買って損をした気分には一切ならない良作だと思います。
グラフィックも凄いし。
細かい事は以下で項目別に・・・。
ストーリーについて
まず、いわゆる現代文明が滅んで1000年経った地球において機械獣が歩いている中に原始的な生活をしている新しい文明があるという部分ですが、ここに関してはそこまで目新しい印象はなかったんですよね。他にあんまり同じような設定のゲームは知らないけど、原始的な感覚は一瞬『ファークライプライマル』を思い出させましたが、実際は未来なので全然違いましたね。
上手く言葉に出来ない所もあるんですけど『多分映画とかで”ありそう”な設定だな』ってプレイ開始から思ったのは大きいかもしれません。映画もアホほど見るのでw
ただ、序盤で長老に『機械から生まれた』ことや『大いなる母』でのスキャンが大きいヒントになりすぎてて最初からアーロイに親が居ないことは読めちゃってましたね。
設定や背景
ここに関しては非常に印象が良かったです。ちょっと資料の数が多いのがややこしい部分ではあるけど、過去に何が起きていて、アーロイがどういった存在なのかという部分もストーリーでキチンと説明されてました。ハデスとかも同じですね。
唯一解決してないのはサイレンスの問題
続編があって、あえて隠しているのか、それともDLCなのか、単純にこれで完結なのかは分かりませんが、サイレンスってかなりの重要人物なのに細かい所というか正体自体が裏付けられてないんですよね。
イメージ先行でなんか狩猟ゲーだぜ!とか思ってましたけど、蓋を明けたら過去の文明のフォーカスやら遺跡やらがいっぱいあるので、現実に自分が生きているより全然未来の話ですからSFのイメージが強いです。
システムについて
戦闘の操作性とかレベルがクエストメインでアップするという辺りは冒頭でも書きましたがウィッチャー3感が物凄く強かったです。というか、最近のアクションRPGでオープンワールドだとクエスト経験値がほとんどなので(FF15とかもね)あまり気にはならない。
ですが、カスタマイズに関してはもう少しあっても良かったかなと思いました。
スキルツリーはアサシンクリード方式なので、サブクエしつつメインクエストをしてしまうと”誰でも同じアーロイになる”という所はRPGとしてはやっぱりマイナスイメージですよね。
ウィッチャー3も一応は行動選択も含めてカスタマイズは多少出来ましたし、ダークソウル3なんかは個性がモロに出ますから。ただ、ゲームとしてそこが大きなマイナスになるほどの要員にはなってないと思いました。ストーリーを追うゲームですし。
それと物理エンジンっていうのかな?
登場する物体の重さの表現は良いと思いましたね。ウィッチャーとかは敵倒したらプリプリするし、アサクリもプリプリしますからw
機械獣を倒したら『ズシーン』ってな具合いで倒れる、壊れる、爆発する。
こういうの意外と気になるんですけど、ここはウィッチャー3やダークソウル3でも表現しきれてなかった所を上手くゲームに繁栄させてたと思います!
キャラクター
キャラクターに関してはほぼ満点じゃないでしょうか?
表情や作り込みも良いですし、ほとんどのキャラクターに表情の違いがありますし個性もあります。特にメインに絡んでくるキャラクターはアーロイも含めて表情の描写が凄いなとw
なんかもう実写でもおかしくないんではないかと思うレベル(´・ω・`)
ですが
機械獣に乗れる種類が少ない!
せっかくオーバーライドを覚えても移動用の3種類しか乗りこなせないアーロイはちょっと・・・。というかアーロイのイメージという問題ではなく、これはどっちかと言えばシステムですかね。サンダージョーを数体引き連れて歩いたりとかしたくても出来ないんもんなぁ。。
これが可能だったら山賊関係のクエストとかに強い機械獣をオーバーライドで連れて行って高みの見物女王様プレイとかも出来たと思うんですけど、そこまでやるにはシステム的に難しいのかな?機械獣の動きはかなりリアルですからねー。範囲と行動決めてないと制御出来ないのかもしれません。
感想まとめ
感想をまとめると、ウィッチャー3やアサクリ好きな人はプレイすれば幸せになれるかなという感じです。
難易度設定もあるのでアクション苦手でもそれなりにプレイ出来ますし、TPSでの弓がメイン武器なのでシューティング好きな人も場合によっては好きかもしれませんね。
あとはオープンワールドという属性が好きかどうかといったところでしょうか?
2017年発売のゲームの中ではかなり面白いと思いましたね(´・ω・`)